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企業IR 資料 納期までにかかる期間&コスト
2022.02.24
翻訳
3月決算が終わると、IR関連資料の英文翻訳を上場企業は行います。
初めてIR資料翻訳を行う担当者様のために
1.納期までにかかる時間
2.一般的なIR資料翻訳コスト
3.翻訳業者に頼むメリットとデメリット
4.社内で翻訳するメリットとデメリット
5.どんな企業が翻訳業者を利用するべき?
について詳細を書いていきます。
IR資料と一言に言っても、企業によってボリュームは様々なので、一概には言えませんが、一派的に10営業日~12営業日程あれば翻訳は大半のIR資料の翻訳は可能と思います。
社内での確認作業なども含めると、15営業日程、という事は、翻訳会社に依頼を考えているのであれば、資料が必要な株主総会の3週間ほど前までに依頼するのが好ましいと考えます。
依頼する際に、希望期日を明確に伝える事と、もしも特定の単語や用語を使って欲しい場合は、社内で使用している日英対訳表を翻訳会社に依頼時に渡すと良いと思います。
よくあるのは、社内の部署名や各種肩書がすでに英語の名称があり、それを統一させたい等の時です。
それ以外は、各種産業や分野で使われる特定の単語の対訳表や、社内で使っている英訳などのやり方を翻訳会社に渡す事も可能です。
翻訳会社もそれぞれの企業ごとのニーズに合わせて翻訳をしたいという思いがありますから、そういったファイルを渡される事で仕事がスムーズになります。
基本的に翻訳は、翻訳が必要な文字数でカウントされる事がほとんどです。
ボリュームが多いと高くなり、ボリュームが少ないと安くなります。
単価としては、IR関連の資料は間違いが許されず、専門性も高い(経験のある翻訳者が行う)ので、日本語1文字あたり15円~16円(税別)が相場かと思います。
内容の専門性が高ければ高いほど費用は高くなる傾向にあります。
株主総会に向けた一般的な翻訳コストの相場だけを言うと、25万円~40万円(税別)程ですが、企業により、何を翻訳し英文開示するのかなどが違ってくるので、一概には言えません。
そこで、一部だけ翻訳会社に委託するなどの選択肢が出て来ると思います。
以下は翻訳会社に依頼する際のメリットとデメリットについて詳細を説明します。
翻訳業者に依頼するメリット
*社内に翻訳できる人がいなくても、英文が手に入る
*社員の時間を翻訳に費やす必要がない
*プロの目で文章を翻訳・英文チェックしてくれる
翻訳業者に依頼するデメリット
*費用がかかる
*望み通りの英文や英単語になっていない
→1.納期までにかかる時間 に書いた通り、事前に対訳表を業者に渡しておくと、こういった行き違いを軽減できます。
*望み通りの英文が仕上がらなかった場合、社内での翻訳確認に時間がかかる
それでは次に、社内で翻訳を行うメリットとデメリットについて説明してみます。
社内で翻訳するメリット
*文章の内容を完全に把握している社員が行うので、内容を説明する必要がない
*外注費がかからない
*場合によっては外注するよりも早く仕上がる
社内で翻訳するデメリット
*常勤で社内翻訳を行う人がいない場合は、別の業務にあたっている英語ができる人が翻訳するので、業務に支障が出る
*社員によって英語力にバラつきがあるので、社員の本当の英文作成能力を事前に知っておく必要がある
それぞれにメリットデメリットがある事をご理解頂けたと思います。
そうなると、どんな企業が翻訳業者を利用するべきなのか?と疑問が出てきますね。
メリットデメリットで話した事を総合すると翻訳業者を利用すべき企業とは
*翻訳にかける予算がある企業
*常勤での社内通訳・翻訳者がいない企業
*翻訳作業に手を取られて、社員が行う他の業務に支障をきたしたくない企業
*きちんとした英文を開示したい企業
です。
経験上ですが、「英語ができます」という社員の方でも、英文作成が苦手だったりする事もあるので、英文は出来ているけれども、企業が提供するIR資料レベルの英文になっていないものも散見することがあります。
社内で英語が出来る人が少ない場合は、そういった社内でのチェック機能も充実していないが故に、プロレベルの英文でなくとも開示してしまう事があるのですが、その辺りが不安な場合は、重要な資料だけでも良いので、翻訳業者への外注を試してみるのも良いかもしれません。
初めてIR資料翻訳を行う担当者様のために
1.納期までにかかる時間
2.一般的なIR資料翻訳コスト
3.翻訳業者に頼むメリットとデメリット
4.社内で翻訳するメリットとデメリット
5.どんな企業が翻訳業者を利用するべき?
について詳細を書いていきます。
1.納期までにかかる時間
IR資料と一言に言っても、企業によってボリュームは様々なので、一概には言えませんが、一派的に10営業日~12営業日程あれば翻訳は大半のIR資料の翻訳は可能と思います。
社内での確認作業なども含めると、15営業日程、という事は、翻訳会社に依頼を考えているのであれば、資料が必要な株主総会の3週間ほど前までに依頼するのが好ましいと考えます。
依頼する際に、希望期日を明確に伝える事と、もしも特定の単語や用語を使って欲しい場合は、社内で使用している日英対訳表を翻訳会社に依頼時に渡すと良いと思います。
よくあるのは、社内の部署名や各種肩書がすでに英語の名称があり、それを統一させたい等の時です。
それ以外は、各種産業や分野で使われる特定の単語の対訳表や、社内で使っている英訳などのやり方を翻訳会社に渡す事も可能です。
翻訳会社もそれぞれの企業ごとのニーズに合わせて翻訳をしたいという思いがありますから、そういったファイルを渡される事で仕事がスムーズになります。
2.一般的なIR資料翻訳のコスト
基本的に翻訳は、翻訳が必要な文字数でカウントされる事がほとんどです。
ボリュームが多いと高くなり、ボリュームが少ないと安くなります。
単価としては、IR関連の資料は間違いが許されず、専門性も高い(経験のある翻訳者が行う)ので、日本語1文字あたり15円~16円(税別)が相場かと思います。
内容の専門性が高ければ高いほど費用は高くなる傾向にあります。
株主総会に向けた一般的な翻訳コストの相場だけを言うと、25万円~40万円(税別)程ですが、企業により、何を翻訳し英文開示するのかなどが違ってくるので、一概には言えません。
そこで、一部だけ翻訳会社に委託するなどの選択肢が出て来ると思います。
以下は翻訳会社に依頼する際のメリットとデメリットについて詳細を説明します。
3.翻訳業者に頼むメリットとデメリット
翻訳業者に依頼するメリット
*社内に翻訳できる人がいなくても、英文が手に入る
*社員の時間を翻訳に費やす必要がない
*プロの目で文章を翻訳・英文チェックしてくれる
翻訳業者に依頼するデメリット
*費用がかかる
*望み通りの英文や英単語になっていない
→1.納期までにかかる時間 に書いた通り、事前に対訳表を業者に渡しておくと、こういった行き違いを軽減できます。
*望み通りの英文が仕上がらなかった場合、社内での翻訳確認に時間がかかる
それでは次に、社内で翻訳を行うメリットとデメリットについて説明してみます。
4.社内で翻訳するメリットとデメリット
社内で翻訳するメリット
*文章の内容を完全に把握している社員が行うので、内容を説明する必要がない
*外注費がかからない
*場合によっては外注するよりも早く仕上がる
社内で翻訳するデメリット
*常勤で社内翻訳を行う人がいない場合は、別の業務にあたっている英語ができる人が翻訳するので、業務に支障が出る
*社員によって英語力にバラつきがあるので、社員の本当の英文作成能力を事前に知っておく必要がある
それぞれにメリットデメリットがある事をご理解頂けたと思います。
そうなると、どんな企業が翻訳業者を利用するべきなのか?と疑問が出てきますね。
5.どんな企業が翻訳業者を利用するべき?
メリットデメリットで話した事を総合すると翻訳業者を利用すべき企業とは
*翻訳にかける予算がある企業
*常勤での社内通訳・翻訳者がいない企業
*翻訳作業に手を取られて、社員が行う他の業務に支障をきたしたくない企業
*きちんとした英文を開示したい企業
です。
経験上ですが、「英語ができます」という社員の方でも、英文作成が苦手だったりする事もあるので、英文は出来ているけれども、企業が提供するIR資料レベルの英文になっていないものも散見することがあります。
社内で英語が出来る人が少ない場合は、そういった社内でのチェック機能も充実していないが故に、プロレベルの英文でなくとも開示してしまう事があるのですが、その辺りが不安な場合は、重要な資料だけでも良いので、翻訳業者への外注を試してみるのも良いかもしれません。
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