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海外展開用の英語ウェブサイト 見落としがちな3つの穴
2021.06.09
翻訳
「海外にアピールしたいなら、英語ウェブサイトだよね」って誰だってすぐに思いつくものです。
でも、ただ単に日本語の英訳だけで良いのでしょうか?
ウェストヘディングが今まで様々な企業の海外展開PRに携わってきた中で、アドバイスしてきた事などを交えて見落としがちな3つの穴を深堀りしていきます。
日本語のウェブサイトをそのまま英訳する事に弊社が消極的な理由は、まさにココです。サイトのコンテンツは日本語として素晴らしいものであったとしても、日本の歴史の事で、日本人なら誰でも知っていたり共感できる内容だったとしても、はたして外国人も同じように共感してくれるでしょうか?
御社の商品やサービスに興味を持ってもらうには、「共感」や「ここなら自分たちのニーズを満たしてくれそうだ」という信頼感をサイトを通して感じてもらわないといけません。
会社理念などで、「〇〇(歴史上の人物や、格言)の精神をもって邁進しています」と言っても、外国人には?となる場合もあります。
外国人でも共感できる内容をサイト上に表現していくというのはとても大切な事です。
日本人のお客様が何に喜んでいるのか、困っているのかを把握するのと同じように、ターゲットとしたい外国人のお客様が何に困っているのか、何を提供したら喜んでもらえるのか?を真剣に考えて英語サイトを作っていきましょう。
弊社が英語版サイトのデザイン&コンテンツ作りを手掛けた神戸産業医療都市(KBIC)様ですが、
日本語のサイトには、1995年の阪神淡路大震災からこの組織がスタートしたという記述がありました。
しかし、日本から遠く離れて暮らしている外国人にとって、どれだけ阪神淡路大震災に日本人や神戸の人の様に共感できる人がいるでしょうか?
もちろん、神戸の歴史としてはとても大きな出来事でしたし、その経験を踏まえて出来上がった組織という事実は揺るぎません。
しかし、日本語版のウェブサイト程、そこに重きを置くよりも、今後のKBICの発展や目指す展望などを強調すべきという事で、そういったサイトを作成しました。
KBIC 英語版サイト
この場合、よくあるのが、飲食店などの場合です。海苔、梅干し、ちりめんじゃこ等と書いても、ピンとくる外国人は、日本に住んだ経験があるか、かなり日本の食文化を理解している人だけです。
もちろん、海苔だって梅干しだって、ウィキペディアで調べたら一発で分かりますが、その手間を省いてあげるのだって優しさです。なんでも調べる事が出来るからこそ調べない今の世の中。
飲食店の場合などは、どんな食材なら世界的に知られていて、どんな食材なら説明が必要なのか。理解して注釈を付けてあげる事も大切です。
LGBTや女性の社会進出など欧米では社会的地位を確立していますが、そういった事に配慮した表現方法をとっていますか?
例えば、何気なく掲載している社内の雰囲気を伝える写真に、女性が男性にお茶を配っているような写真はありませんか?
世界にも商品やサービスを出したいと考えているのであれば、s(持続可能な=環境に配慮した)商品開発や、や女性に対してもオープンな、進歩的な考え方を持っている方が受け入れられます。
例えば、株主総会の資料などで、女性役員を登用した時に「女性初」「女性役員」と明確化したい気持ちも分かりますが、欧米企業からすると「女性」と強調していること自体が、すでに「なぜ女性だけにスポットライトを当てるの?」と、ある意味での逆差別となってしまう事もあります。
森元首相の「女性は話が長い」発言が問題になったように、ウェブサイトに表現するものは、実際に会社が何を考えているかという事が端々に現れますので、差別的な表現が含まれていないかという事も英語訳には必要です。
でも、ただ単に日本語の英訳だけで良いのでしょうか?
ウェストヘディングが今まで様々な企業の海外展開PRに携わってきた中で、アドバイスしてきた事などを交えて見落としがちな3つの穴を深堀りしていきます。
そのコンテンツ、外人も興味ある?
日本語のウェブサイトをそのまま英訳する事に弊社が消極的な理由は、まさにココです。サイトのコンテンツは日本語として素晴らしいものであったとしても、日本の歴史の事で、日本人なら誰でも知っていたり共感できる内容だったとしても、はたして外国人も同じように共感してくれるでしょうか?
御社の商品やサービスに興味を持ってもらうには、「共感」や「ここなら自分たちのニーズを満たしてくれそうだ」という信頼感をサイトを通して感じてもらわないといけません。
会社理念などで、「〇〇(歴史上の人物や、格言)の精神をもって邁進しています」と言っても、外国人には?となる場合もあります。
外国人でも共感できる内容をサイト上に表現していくというのはとても大切な事です。
日本人のお客様が何に喜んでいるのか、困っているのかを把握するのと同じように、ターゲットとしたい外国人のお客様が何に困っているのか、何を提供したら喜んでもらえるのか?を真剣に考えて英語サイトを作っていきましょう。
弊社が英語版サイトのデザイン&コンテンツ作りを手掛けた神戸産業医療都市(KBIC)様ですが、
日本語のサイトには、1995年の阪神淡路大震災からこの組織がスタートしたという記述がありました。
しかし、日本から遠く離れて暮らしている外国人にとって、どれだけ阪神淡路大震災に日本人や神戸の人の様に共感できる人がいるでしょうか?
もちろん、神戸の歴史としてはとても大きな出来事でしたし、その経験を踏まえて出来上がった組織という事実は揺るぎません。
しかし、日本語版のウェブサイト程、そこに重きを置くよりも、今後のKBICの発展や目指す展望などを強調すべきという事で、そういったサイトを作成しました。
KBIC 英語版サイト
そのコンテンツ、外国人も理解できてる?
この場合、よくあるのが、飲食店などの場合です。海苔、梅干し、ちりめんじゃこ等と書いても、ピンとくる外国人は、日本に住んだ経験があるか、かなり日本の食文化を理解している人だけです。
もちろん、海苔だって梅干しだって、ウィキペディアで調べたら一発で分かりますが、その手間を省いてあげるのだって優しさです。なんでも調べる事が出来るからこそ調べない今の世の中。
飲食店の場合などは、どんな食材なら世界的に知られていて、どんな食材なら説明が必要なのか。理解して注釈を付けてあげる事も大切です。
その表現、大丈夫?
LGBTや女性の社会進出など欧米では社会的地位を確立していますが、そういった事に配慮した表現方法をとっていますか?
例えば、何気なく掲載している社内の雰囲気を伝える写真に、女性が男性にお茶を配っているような写真はありませんか?
世界にも商品やサービスを出したいと考えているのであれば、s(持続可能な=環境に配慮した)商品開発や、や女性に対してもオープンな、進歩的な考え方を持っている方が受け入れられます。
例えば、株主総会の資料などで、女性役員を登用した時に「女性初」「女性役員」と明確化したい気持ちも分かりますが、欧米企業からすると「女性」と強調していること自体が、すでに「なぜ女性だけにスポットライトを当てるの?」と、ある意味での逆差別となってしまう事もあります。
森元首相の「女性は話が長い」発言が問題になったように、ウェブサイトに表現するものは、実際に会社が何を考えているかという事が端々に現れますので、差別的な表現が含まれていないかという事も英語訳には必要です。
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